2010年5月27日木曜日

鋼鉄の羊01号機 : 組立03

内側のディテールが外殻で見えなくなってしまう悲しい現実に対して、苦肉の策を施しました。外殻の下側にヒンジを付けて外側へ開くという仕掛けです。外殻が三次曲面なのでヒンジの回転軸を3カ所設けて、開いた時にフレームと接触しないように配慮しています。下からのアングルを見て仮面ライダーを思い起こすのは僕だけでしょうか?

↑ SteelSheep01_100527_1

↑ SteelSheep01_100527_2

↑ SteelSheep01_100527_3

↑ SteelSheep01_100527_4

2010年5月26日水曜日

鋼鉄の羊01号機 : 組立02

鋼鉄の羊01号機にプリセットアイテムの蓄電装置を取り付けてみました。発電装置と絡んだ時に、各々のディテールがいい感じに調和していて悪くないです。そこそこ狙った雰囲気を出せたと思うので、蓄電装置のデザインはこれで良しとしましょう。それにしても外殻を被せると、せっかく作り込んだディテールが見えなくなってしまうところが何とも悲しい。中がチラ見えするように、外殻にスリット切ったバージョンでも用意してみようかな?あ〜でもヘタに穴開けると、装甲のイメージが薄れちゃうから微妙だな。

↑ SteelSheep01_100526_1A

↑ SteelSheep01_100526_1B

↑ SteelSheep01_100526_2A

↑ SteelSheep01_100526_2B

2010年5月25日火曜日

プリセットアイテム002

本日のプリセットアイテムは発電装置Power_R600専用の蓄電装置。発電装置から電力を受け取る上蓋/シャーシ固定用のアーム付き蓄給電層/中継ぎ蓄給電層/底蓋の構成になっています。中心部の発電装置と外殻のデザインを先行して固めてしまったので、蓄電装置の形状や収まりで悩んでしまいました。明日はコイツを鋼鉄の羊01号機に配置して、労作の形状や収まりを検証してみたいと思います。

↑ Battery_PR600

2010年5月24日月曜日

鋼鉄の羊01号機 : 組立01

鋼鉄の羊01号機の顔に相当する部分を制作中。本日の画像はその途中経過です。上下をカットした球体に6個のサーチライト、中心部に発電装置という構成です。球体の中心ラインよりちょっと下位置で少し下向き加減にサーチライトを配置して、鋼鉄の羊01号機の特徴的な表情作りに拘りました。サブディビジョンモデルなので、球体のメッシュをサーチライトの外周に合わせて綺麗にくり抜く作業がメチャクチャ大変でした。

↑ SteelSheep01_100524_1A

↑ SteelSheep01_100524_1B

2010年5月23日日曜日

プリセットアイテム001

昨日から鋼鉄羊用のプリセットパーツを投稿し始めましたが、パーツ単位だとファイルが細かく分れ過ぎて管理が面倒。そこで表題「プリセットパーツ」改め「プリセットアイテム」として、機能的にまとまった単位でファイルを作成することにしました。本日のプリセットアイテムは発電装置(先日とダブります)とサーチライト。サーチライトはランプ本体/カバーガラス/ルーバー/配線プラグ/ランプホルダーで構成しています。

↑ Power_R600

↑ SearchLight_R400

2010年5月22日土曜日

プリセットパーツ014

初回投稿からずっとMorser Karl-Geratネタが続いておりましたが、早期型本体の下半分が完成したのでコチラはしばらく小休止。そろそろ本題の鋼鉄羊に着手したいと思います。本日のプリセットパーツは鋼鉄羊で共用する予定の発電装置部品。側面パネル/底蓋/上蓋/送電パイプで構成しています。制作プロセスに於いては上蓋のデザインでかなり悩みました。側面パネルは発電機っぽい雰囲気が出ていて、まずまずのお気に入りです。

↑ Power_R600_panel

↑ Power_R600_bottom

↑ Power_R600_socket

↑ Power_R600_plug

2010年5月19日水曜日

Morser Karl-Gerat 09

Morser Karl-Gerat本体の組み上げパート9!本体の下半分が完成したので、寄りアングルでサブディビジョンの効果を確認します。カーブの輪郭部分にご注目!起動輪と転輪はいずれも16分割の円形ですが、カクカクがまったく現れていません。角を立てた部分も糸面が取れていて自然な雰囲気になっています。面取り幅は曲率コントロール用エッジを移動したり増減したりすることで調整できるので、アール半径を固定してしまうポリゴン系ベベルより融通が利いてとても便利です。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100519_1

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100519_2

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100519_3

2010年5月18日火曜日

Morser Karl-Gerat 08

Morser Karl-Gerat本体の組み上げパート8!遂に履帯を配列しました。早期型の履帯は後期型より尺が短く、左右合計272個の構成になります。並べるだけでもひと苦労でした(- -;)。早期型履帯のデータサイズは160KB/個。インスタンスを使っているのでファイルサイズは8.4MBのままですが、実データ換算で約43.5MBの増加となります。他の部品をインスタンスに置き換える前のファイルが20.4MBありましたから、合計約64MB分のジオメトリーを扱っていることになります。レンダリング時間は倍増しましたが、キビキビとタスクをこなすmodoのインスタンス、、、スゴいです。これでMorser Karl-Gerat本体の組み上げも下半分が完成したので、明日は寄りのアングルでサブディビジョンのスゴさを堪能してみたいと思います。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100518_F


↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100518_B

2010年5月17日月曜日

プリセットパーツ013

今日はMorser Karl-Geratの履帯を配置していて、大きな凡ミスをしていたことに気付いてしまいました。プリセットパーツ001のお気に入り起動輪と、プリセットパーツ012の履帯が後期型のものだったのです。半日無駄な作業をしてしまい、ちょっと沈んでおります。本日のプリセットパーツはMorser Karl-Geratの早期型用の起動輪と履帯です(- -;)

↑ Morser Karl-Gerat : H17

↑ Morser Karl-Gerat : H18

↑ Morser Karl-Gerat : H24

↑ Morser Karl-Gerat : Caterpillar_Early

2010年5月16日日曜日

Morser Karl-Gerat 07

Morser Karl-Gerat本体の組み上げパート7!履帯を並べる前に多数複製していた部品をインスタンスに置き換える作業を行ないました。modoのインスタンスは位置/回転/スケールをアイテムモードで編集可能なので、インスタンスを個別にアニメーションすることができます。肝心のファイルサイズですが、置き換え前は20.4MBだったものが8.4MBまで下がりました。試しにインスタンス置き換え前後のファイルでレンダリング速度を比較してみます。

↑ Morser Karl-Gerat : RenderTime100516_1F

↑ Morser Karl-Gerat : RenderTime100516_2F

インスタンスに置き換えたファイルが30%も速くレンダリングされたのはちょっと意外です。てっきり同じだと思っていました。形状編集できるメッシュとの違いに起因するものと推測されますが、こんなに速くなるなんて驚きです。

↑ Morser Karl-Gerat : RenderTime100516_1B

↑ Morser Karl-Gerat : RenderTime100516_2B

2010年5月15日土曜日

プリセットパーツ012

本日のプリセットパーツはMorser Karl-Geratの履帯です。手元の参照素材がゴム製の一本モノで接合部の詳細が分らず、ネットで調べても参考になる資料が見つからなかったので少々アバウトな作りになってます。そうは言うものの、かなり複雑な構造になっていて、データサイズはエッジ数削減前で284KB/個、片側92個配列なので全部で184個。すべて配列するとデータサイズは履帯だけで55MBになってしまいます(- -;)。最終的に多数複製している部品はすべてインスタンスに置き換える予定ですが、なるべくレンダリング処理を軽くしたいので頑張ってエッジ数を減らします。

↑ Morser Karl-Gerat : Caterpillar_Late

エッジ数を削ってデーターサイズを164KBまで減らしました。形状の崩れはほとんど無いと思います。角の立ち具合が緩かった部分にエッジを足しています。

↑ Morser Karl-Gerat : Caterpillar_Late_Reduce


2010年5月13日木曜日

Morser Karl-Gerat 06

Morser Karl-Gerat本体の組み上げパート6!早期型底部外殻の内側に部品Morser Karl-Gerat:J15/J16/J19/M12/M15/M17/M18を取り付けます。空洞だった内側も部品がハマるとそれなりに見えてくるから不思議です。早期型の足周りは履帯を付けたら完成となりますが、これが一番時間が掛かりそう。アニメーションも視野に入れて慎重に配置したいと思います。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100513_F

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100513_B

2010年5月12日水曜日

プリセットパーツ011

本日のプリセットパーツは昨日に引続きMorser Karl-Gerat早期型底部外殻の内側に取り付ける部品。今日はサブディビジョンでハードマテリアルをモデリングする際に、曲率コントロール用エッジを最小にする方法を自己流ながら確立。サブディビジョンモードでのエッジ表示が気に入らないけど、少ない曲率コントロール用エッジでちゃんと平面性が確保できているので良しとしよう。

↑ Morser Karl-Gerat : J19

↑ Morser Karl-Gerat : M11

2010年5月11日火曜日

プリセットパーツ010

過酷な仕事から10日ぶりに解放され、まだ癒えない目の痛みを堪えながらMorser Karl-Geratプリセットパーツ制作の再開です。早期型底部外殻の内側にセットするパーツがあるので、足周りの総仕上げ「履帯」をやる前に作成することにしました。1枚の板の上下に緩い欠き込みがあり、それとズレた位置に5つの開口があるパーツです。サブディビジョンでやるとなると以前ならちょっと悩んだ形状ですが、これだけ修練を積めばもうへっちゃら。サブディビジョンでハードマテリアルをモデリングするツボは概ねマスターしました。あとはポリゴン系モデリングと同じ速さで入力できれば言う事無しってところですね。

↑ Morser Karl-Gerat : J15

↑ Morser Karl-Gerat : J16

2010年5月1日土曜日

Morser Karl-Gerat 05

Morser Karl-Gerat本体の組み上げパート5!早期型底部外殻用に作成したプリセットパーツはこれですべて取り付け完了になります。誘導輪のMorser Karl-Gerat : H19/H20/J14を取り付けたら、誘導輪と上部転輪の外側を一括してホールドするフレームMorser Karl-Gerat : P3/P4/P5/P6/P7/P8を新規作成。そのフレームにMorser Karl-Gerat : H03/H08/H10を取り付けます。特に悩むような局面はありませんでしたが、フレームに付随するパーツの数が非常に多かったので配置に時間が掛かりました。現時点でファイルサイズは19.5MB。今後も軽めのモデリングを心掛けながらプリセットパーツの作成を進めたいと思います。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100501_F

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100501_B

2010年4月30日金曜日

Morser Karl-Gerat 04

Morser Karl-Gerat本体の組み上げパート4!転輪のリフトアップ機構後編です。と言っても外側のアームMorser Karl-Gerat : H16と転輪Morser Karl-Gerat : H09/H21とMorser Karl-Gerat : H01を取り付けただけです。ファイルサイズがどれほど大きくなるか気掛かりだったんですが、すべて取り付けた時点で16.6MB。円形多用のモデルとしてはポリゴン系より軽く出来ているのではないでしょうか?この軽さでカメラが寄ってもカクカク輪郭が現れないわけですから、サブディビジョンモデルの優位性が立証できたと思う次第です。作業中に底部外殻モールディングMorser Karl-Gerat : EarlyHull_Dの取り付け位置がズレているのに気付き修正しました。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100430_1F

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100430_1B

各転輪とそれに付随する転輪用アームをグループ化し、アームの軸受け側にピボットを仕込んであるので、転輪の傾斜角を簡単に調整することができます。上のレンダリング画像は転輪を45度まで下げた状態、下のレンダリング画像は転輪を水平位置まで上げた状態です。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100430_2F

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100430_2B

2010年4月29日木曜日

Morser Karl-Gerat 03

Morser Karl-Gerat本体の組み上げパート3!今回は転輪のリフトアップ機構前編です。前回同様プリセットパーツのエッジ数削減作業を行なってから、組み上げファイルに読み込んで配置していきます。リフトアップ機構にはMorser Karl-Gerat : H02/H06/H12/H13/H14/H22/H25を、起動輪にはMorser Karl-Gerat : H17/H18/H24を使用。構造的なディテールが加わるとメカっぽさが増しますね〜!起動輪はプリセットパーツとして単品作成した時からのお気に入りですが、こうして車体に収まると形から伝わってくる機能美が引き立ちます。予定通り順調に組み上がっていく様に気分は上々。転輪のリフトアップ機構をセットし終わってレンダリングしようとしたら、なんと照度キャッシュ計算段階でメモリオーバー発生。パーツ毎に非表示状態にしてレンダリングを試みると、Morser Karl-Gerat : H12でメモリオーバーが発生したのでどうやらコイツが原因みたい。この部品を詳しく調べてみたら、単一オブジェクト内に結合されていない重複頂点が一カ所ありました。メモリオーバーが発生したのは多分サブディビジョンでやっているからだと思いますが、ファイルサイズが大きくなってくるとこんな些細なミスでもシビアに拒否されちゃうんですね。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100429_F

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100429_B

2010年4月28日水曜日

Morser Karl-Gerat 02

今日もMorser Karl-Gerat本体の組み上げ。モールディングを取り付けた早期型底部外殻にMorser Karl-Gerat : H05/J13を配置します。この作業中に右側EarlyHull_Bの取り付け位置が1スパン後方にズレていたことが判明。3DCGなので位置の変更は容易ですが、これが現物だったら一大事ですね(- -;)。Morser Karl-Gerat : M08/M09を車体裏面の誘導輪位置へ、Morser Karl-Gerat : N16/N17/N19を車体前面へ、プリセットにないMorser Karl-Gerat : P01/P02を新規作成して車体側面へ、それぞれ取り付けて今日の組み上げ作業は終了です。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100428_1F

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100428_1B

この段階で大きな問題が発生。ファイルサイズを見てビックリ!なんと7MBもあるではないか!次の組み上げ作業で複雑な転輪機構を並べたら、あっと言う間に20MB超え間違いなし!仕方なくエッジ数削減作業に取り掛かる(- -;)。しかしこの作業も楽ではなく、元の形を崩さずにどうやってエッジを減らすか思案の連続でした。下の画像はエッジ数削減作業後のレンダリング画像で、ファイルサイズは4MBに減っています。角がちょっと甘くなりがちですが、これくらい引いたアングルなら全く問題ないレベルで元の形が保てています。

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100428_2F

↑ Morser Karl-Gerat : MortarEarly100428_2B